続けざまの更新とは調子がよいね!!


というのもどうしても語りたかったから＞＜///
私の大好きな漫画が終わっちゃったので、そのお話です。
思い切りネタばれ含みますので閲覧には注意です。


さて今日のマンガは、「隠の王」でございます。


隠の王と言えば、ご存知の方はご存知。
私の前のブログが閉鎖する原因の一つになっちゃった作品です(´・ω・｀)
この作品が悪いんじゃなくって、なんかちょうどこの作品に関わる作品が荒らされてましてねー。
某国で描いた隠絵が晒され結果的にブログも晒され荒らされちゃったんです(´・ω・｀)
リンクしていただいてた方にご迷惑かけたくなかったですしあまりにも酷かったので閉鎖したわけですが。

まぁそんな話は置いといて、私はこの漫画がとっても好きです。
ストーリーっていうか、キャラクターが好きなんです(´・ω・｀)ストーリー的にはそこまでどっぷりつかれないというか。
最終巻を読んだ感想は、結局何だったんだ???ってなっちゃいました。
私の読解力がないってのが大きいと思いますが、なんていうかこう……もっと深いとこまで描いてほしかった気がします。欲張りかな(´・ω・｀)
絵も可愛くって好きですよ。ただ巻を追うごとにどんどんがりがりになっていくのがアレでしたが。

で、私が語りたいのは話ではなくって、キャラクター。
一番好きな子「宵風」と主人公の「壬晴」です。
10巻だったかな。壬晴が、自分と宵風の願いを全部足して、宵風が消えた後彼の記憶を消しちゃうんですね。それ以来その見えない誰かの存在が壬晴の心を占めていて。
宵風を思い出したいのに、それは出来なくって。壬晴の中でそれほど宵風は大事な存在だったから、居なくなることを認められる容量が壬晴にはまだなかったの。
でも最終巻でやっと、ストーリーが繋がって、壬晴の枷が無くなって、宵風という存在が帰ってきた。
彼はもう故人だから形としては戻ってこないけれど、記憶としてもう一度戻ってくることができたんです。
想い出の中に彼がいること、記憶を辿ればそこに彼がいること、彼の名前を呼べること。
その全てが壬晴の望んだことであって。そしてそれは物語にかかわるキャラクター全てに言えることであって。
彼の存在におかえりなさい。
そして、さようならを受け入れる。
結局物語はそこに辿りつくのかなぁと。
忍びの世界っていうのはあくまで表上のストーリーであって、私の中では壬晴と宵風の物語なので。
壬晴は壬晴で成長するし、そもそも自分の存在が確定していなかった宵風にとっては、自分は宵風という一人の存在であることを望んで、望んだ先にある終わりを二人とも受け入れた。

宵風が「ただいま」って行って部屋に入り、雪見さんが「おかえり」って当たり前に受け入れるあのシーンがとても好きです。


ということで、最終巻記念。






























SAIでまともに描けたのひさしぶりだ(´・ω・｀)
自分的には大満足!!!宵風への愛はとっても詰まってます。


なんかいろいろ偉そうに語ったりしてみたけど、隠の王大好きですよ。
終わっちゃって寂しいですがだらだら続くよりは全然いいし。ちょうどいい長さだったかも。
鎌谷せんせおつかれさまでした。しばらくゆっくりおやすみください＾＾＊

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