つらつら日記とか絵とか。
暇な時にでも。
「メビウスリング」で公開してたSS――にかなり修正いれたものです。
「メビウスリング」で公開してたSS――にかなり修正いれたものです。
「よく言うじゃん? 同じ空が見えるって」
―― 同じ空が見れたら ――
マオは決して頭のいい人間ではなかった。期末考査でも下から数えたほうが早かったし、たまに掛け算が怪しいし、英語のスペルはいつも間違えて覚えているし、歌を歌えばとても音痴で。けれどマオは何時だって何かを考えていた。考えていたから、それ以外のことなんて、どうでもよかったみたい。
彼にとっては方程式も現在完了形も、レ点の意味もいい国をだれが作ったのかも、ホモやヘテロでどう変わってくるのかも、全部必要なかった。
その代わり彼は――マオは、空を見ていた。そのまま空に吸い込まれちゃうんじゃないかと思うくらい、ただじっと、空だけを見ていた。彼の目に映るのは、例えば空の青さだったり、雲が流れていく様であったり、鳥が飛んだり、太陽だったり。彼の目が黒板を映すのは、数学の教師に問3を当てられた時だけだった。
「そこから見える空は、どんな空?」
何時だったか、マオが急にそんなことを聞いてきた。正直、何を言ってるんだろうって。だって私は彼のすぐ隣に居たのだから。だから、見えるものはマオと同じはずでしょう。そう言い返すと、彼はふるふると首を振る。
あの雲は何の形に見える?
あの部分は何色に見える?
あの雲の切れ間からのぞく光は、いくつ見える?
そんな、ことばかり。そんなことばかり彼は私に問うた。でも私が言えるのは、マオと同じものが見える、という言葉だけ。他に何て言えばいいんだろう。それ以外の答えを、知らないのに。
「サエと俺が同じものを見ている筈がないじゃないか」
「どうして? だってすぐ隣にいるんだよ。私がアメリカやイギリスや、インドネシアに居たのなら、見える空も景色も違うと言えるのに」
「だって、俺の場所にサエはいないだろう」
たった一歩の距離。けれどそのたった一歩で、景色は全く違うのだとマオは言う。そうしてまた視線は空へ。
俺にはあの雲がライオンに見えるよ。サエのところからもそう見える? 俺にはあの部分が紫色に見えるよ。サエから見ても同じ色に見える? 雲から出てる光は、8本だ。本当にそう? 色調だとか色相だとか、形とか数とか、完璧に一致する筈ないんだ。同じっていうのは、一致するってことだろう。俺とサエは違う人間だもの。だから、同じ空を見てるなんて筈、ないんだよ。
「……だから、何なの」
「……どうしてあんな台詞が使われるのか、わからないんだ」
同じ空が見える。何故? 違う人間なのに。視覚何て人によって違うのに、何をもって同じというの。その二人は同じ人間? 全く同じ場所に居る? たとえ同じ場所でも、一秒ごとに空は変わっていくんだ。一体いつ、同じ空を見たって、言うの?
「――いくら考えてもわからない。答えが出ないんだ。サエは、知っている?」
二次関数が解けなくてもbeとyetの意味を覚えられなくても主人公の気持ちを理解できなくても中大兄皇子が誰なのかわからなくてもヘモグロビンが何をしているのかを知らなくても、マオは、そんなことどうだってよかった。教科書に載っていることじゃなくって、彼が考えているのはそればかりで。教科書に落書きされたWhy(この意味だけはちゃんと理解している癖に)の山がどんどん増えていく。
そんなことを考えたってしょうがないじゃない。教科書に答えなんか載ってない。マオの中の答えと私の中の答えはきっと違う。でもね、だからこそ。
だからこそ、私はマオの隣に座ることを止めなかった。仲のいいクラスメイトが散々、近づくのをやめろと忠告してきたけれど、そんなことはどうだっていい。変わっているのはマオなのか私なのか、それともクラスメイトたちなのか、それすらわからないでしょう? だって私はマオのことが心配で、何かとんでもないことしでかすんじゃないかって不安に思ったりするために、傍にいるんじゃぁないのよ。
ただ、彼の見つめる先にあるその空を、私も見てみたいと、思ったの。
「視点を変えてみるべきよ」
「え?」
「ほら、真上や真横や真ん中しか見ていないからそう思っちゃうんだ。ね、私の指さすところを見てみて」
糧の頭に自分の頭をくっつけて、右斜め前方を指さした。
ね、あそこに雲があるでしょう? 風に乗ってどんどん、こっちへ向かってくるね。あんなにおっきな雲も、風に流されちゃうのって不思議。ね、段々近づいてくる。ゆっくりこっちに来るでしょう。ね、イチ、ニ、サンであれが何に見えるか、言いあいっこ。ほら、来た来た。せぇの、イチ、ニ、サン――
「――飴玉」
「――西瓜」
ね、形だけ当たったね。どっちもまんまるで、正解。
「答えが違う。ほら、俺の言うほうが合ってる」
「マオと私、同じものを見てるじゃない」
「……どこが?」
「ね、マオ。それが何に見えるか、とか。それが何色に見えるか、とか。それを決めるのはその人自身だよ。でも、私はあれが飴玉に見えてあなたは西瓜に見えたでしょう。形は同じまんまる。ね、名前は違っても同じものを見ている」
マオは何も言わなかった。私の答えを聞いた後しばらく私の顔をじっと見つめて、それからまた頭の上を流れていく丸い雲を見送っていた。そのころにはもう、まるでマフラーみたいに伸び切ってしまっていたけれど。頭と頭はくっついたまま、黙って、空を見ている。
次々に雲は流れてきて、その度にまた当て合いっこをした。名前は違ってもやっぱり形だけは一緒だった。
辺りが真っ暗になって雲が見えなくなってから、マオはゆっくり腰を上げた。黙って見ていると、マオは何も言わずに手を伸ばしてくれたので。自然なその行為に嬉しくなって、その手を取ってから私も立ち上がった。繋いだ手はとても冷たい。
地面に倒したままの自転車を起こして、その籠の中に自分と、そして私の鞄を入れる。乗らないの? って聞いたら、風が寒いから乗らないと言った。
明日はグラマーの小テストがあるよ。教科書の32ページ。出席番号順に当てるから、きっとマオは当たっちゃうね。そんな話をしながら、街頭に照らされた夜道を歩く。二人だけの足音と、キィキィ鳴る自転車の音だけが、響いていた。
「サエ」
「うん?」
「――夜空は」
夜空は、同じ空が見えるっていう表現を使っても、許されると思う。ぽつりとそう言った。何故、と問うと、星は動かないからという。
「月は動くよ。でも星はそこにしかない。だってあの光は死んでいるし、自分じゃ動かない」
星も動くけど、一秒や二秒の世界じゃぁないだろう。時間をかけて動くものはどこに居ても同じように見えるものなんじゃないの。
「そうだね。でもここは田舎だから星が沢山見えて綺麗だけど、都会は眩しすぎて星なんか見えない。まっ黒け。やっぱり太陽のある時間のほうが、私はいいなぁ」
「サエとは一方通行だ。太陽の下では雲の動きがバレバレじゃないか」
折角少しだけ譲歩したのに。今日初めてマオは笑った。笑ったそばからくしゃみをした。ずっと寒空の下に居たから、風邪をひいたのかもしれない。自転車が止まる。あぁもうここは私の家だ。着いてしまった。もう少しだけ、一緒に居たかったけどなぁ。
自分の首に巻いていたマフラーを外して彼の首に巻いてあげた。今から自転車に乗って家路に着く彼の首を守るために。でもやっぱりちょっと首がスースーして寒いかも。きちんとうがいをしないと、私も風邪をひいてしまうかも。
「家まで送ってくれたお礼。ちゃんと明日返してね」
「わかった。おやすみ」
「うん、気を付けてね。あ、ね、マオ」
「ん?」
さっきみたいに指差した。月が出ていない反対側。星だけが光る空。
「寝る前に空を見てみて。ね、きっと今日だったら同じ空が見えるよ」
もう一度わかった、と言って彼は自転車に乗り、真っ暗の中に消えて行った。自転車のキィキィが聞こえなくなるまで、その真っ暗を見送った。ふっとこぼれたため息はとても白くて。あぁこんな寒い中を彼は自転車を漕いで帰るんだわと思ったら、ちょっとだけ。ちょっとだけね、ごめんねって言いたくなった。でも、マオの話を聞いてあげられるのは私だけだし、まぁいいかなって。もう一度白い息を吐いてから、暖かい家の中に入った。マフラーのなくなった首が少しだけ冷えて、寒かった。
午後11時。真っ暗になった部屋の中で蛍光ライトが点滅する。光源の携帯を開けたら、それはマオからのメールで。それを読んですぐに、カーテンと窓を開けた。のどの奥が凍るくらい寒かった。
『ベテルギウスが見えるよ』
『――プロキオンが見えるわ』
『じゃあもう一つも見えてるね』
『一等、明るい星があそこで光ってる』
ね、同じ空が見えたでしょう? また明日ね、おやすみなさい。携帯を閉じて空を見上げた。きっと今マオもこの空を見ている。こんな単純なことなのに。いつまでたってもこの答えを自分で探そうとしているマオのこと、嫌いじゃないから。
きっとさっき言ったばかりのグラマーの小テストなんて忘れてるだろうから、明日もう一度教えてあげなきゃ。そんなことを考えながら、ベッドにもぐった。(星の名前は覚えているのね、褒めてあげなくちゃ)
いつもの日常が始まって、やっぱり小テストのことを忘れていたマオの頭を小突いて笑う夢を見る。きっとこれは正夢、明日来るいつものことだ。でも、そのいつものことの中で、彼の視点が少しでも変わっていたならそれでいいや。同じ所ばかり見てても答えは見つからないし。だからおやすみ、マオ。今日はたくさん頭使ったんだからちゃんと睡眠とらなくっちゃ、ね。
また明日、同じ空が見れますように。
おそまつさまでした^p^ 読んでくださってありがとう。
ちゃんちゃん。
―― 同じ空が見れたら ――
マオは決して頭のいい人間ではなかった。期末考査でも下から数えたほうが早かったし、たまに掛け算が怪しいし、英語のスペルはいつも間違えて覚えているし、歌を歌えばとても音痴で。けれどマオは何時だって何かを考えていた。考えていたから、それ以外のことなんて、どうでもよかったみたい。
彼にとっては方程式も現在完了形も、レ点の意味もいい国をだれが作ったのかも、ホモやヘテロでどう変わってくるのかも、全部必要なかった。
その代わり彼は――マオは、空を見ていた。そのまま空に吸い込まれちゃうんじゃないかと思うくらい、ただじっと、空だけを見ていた。彼の目に映るのは、例えば空の青さだったり、雲が流れていく様であったり、鳥が飛んだり、太陽だったり。彼の目が黒板を映すのは、数学の教師に問3を当てられた時だけだった。
「そこから見える空は、どんな空?」
何時だったか、マオが急にそんなことを聞いてきた。正直、何を言ってるんだろうって。だって私は彼のすぐ隣に居たのだから。だから、見えるものはマオと同じはずでしょう。そう言い返すと、彼はふるふると首を振る。
あの雲は何の形に見える?
あの部分は何色に見える?
あの雲の切れ間からのぞく光は、いくつ見える?
そんな、ことばかり。そんなことばかり彼は私に問うた。でも私が言えるのは、マオと同じものが見える、という言葉だけ。他に何て言えばいいんだろう。それ以外の答えを、知らないのに。
「サエと俺が同じものを見ている筈がないじゃないか」
「どうして? だってすぐ隣にいるんだよ。私がアメリカやイギリスや、インドネシアに居たのなら、見える空も景色も違うと言えるのに」
「だって、俺の場所にサエはいないだろう」
たった一歩の距離。けれどそのたった一歩で、景色は全く違うのだとマオは言う。そうしてまた視線は空へ。
俺にはあの雲がライオンに見えるよ。サエのところからもそう見える? 俺にはあの部分が紫色に見えるよ。サエから見ても同じ色に見える? 雲から出てる光は、8本だ。本当にそう? 色調だとか色相だとか、形とか数とか、完璧に一致する筈ないんだ。同じっていうのは、一致するってことだろう。俺とサエは違う人間だもの。だから、同じ空を見てるなんて筈、ないんだよ。
「……だから、何なの」
「……どうしてあんな台詞が使われるのか、わからないんだ」
同じ空が見える。何故? 違う人間なのに。視覚何て人によって違うのに、何をもって同じというの。その二人は同じ人間? 全く同じ場所に居る? たとえ同じ場所でも、一秒ごとに空は変わっていくんだ。一体いつ、同じ空を見たって、言うの?
「――いくら考えてもわからない。答えが出ないんだ。サエは、知っている?」
二次関数が解けなくてもbeとyetの意味を覚えられなくても主人公の気持ちを理解できなくても中大兄皇子が誰なのかわからなくてもヘモグロビンが何をしているのかを知らなくても、マオは、そんなことどうだってよかった。教科書に載っていることじゃなくって、彼が考えているのはそればかりで。教科書に落書きされたWhy(この意味だけはちゃんと理解している癖に)の山がどんどん増えていく。
そんなことを考えたってしょうがないじゃない。教科書に答えなんか載ってない。マオの中の答えと私の中の答えはきっと違う。でもね、だからこそ。
だからこそ、私はマオの隣に座ることを止めなかった。仲のいいクラスメイトが散々、近づくのをやめろと忠告してきたけれど、そんなことはどうだっていい。変わっているのはマオなのか私なのか、それともクラスメイトたちなのか、それすらわからないでしょう? だって私はマオのことが心配で、何かとんでもないことしでかすんじゃないかって不安に思ったりするために、傍にいるんじゃぁないのよ。
ただ、彼の見つめる先にあるその空を、私も見てみたいと、思ったの。
「視点を変えてみるべきよ」
「え?」
「ほら、真上や真横や真ん中しか見ていないからそう思っちゃうんだ。ね、私の指さすところを見てみて」
糧の頭に自分の頭をくっつけて、右斜め前方を指さした。
ね、あそこに雲があるでしょう? 風に乗ってどんどん、こっちへ向かってくるね。あんなにおっきな雲も、風に流されちゃうのって不思議。ね、段々近づいてくる。ゆっくりこっちに来るでしょう。ね、イチ、ニ、サンであれが何に見えるか、言いあいっこ。ほら、来た来た。せぇの、イチ、ニ、サン――
「――飴玉」
「――西瓜」
ね、形だけ当たったね。どっちもまんまるで、正解。
「答えが違う。ほら、俺の言うほうが合ってる」
「マオと私、同じものを見てるじゃない」
「……どこが?」
「ね、マオ。それが何に見えるか、とか。それが何色に見えるか、とか。それを決めるのはその人自身だよ。でも、私はあれが飴玉に見えてあなたは西瓜に見えたでしょう。形は同じまんまる。ね、名前は違っても同じものを見ている」
マオは何も言わなかった。私の答えを聞いた後しばらく私の顔をじっと見つめて、それからまた頭の上を流れていく丸い雲を見送っていた。そのころにはもう、まるでマフラーみたいに伸び切ってしまっていたけれど。頭と頭はくっついたまま、黙って、空を見ている。
次々に雲は流れてきて、その度にまた当て合いっこをした。名前は違ってもやっぱり形だけは一緒だった。
辺りが真っ暗になって雲が見えなくなってから、マオはゆっくり腰を上げた。黙って見ていると、マオは何も言わずに手を伸ばしてくれたので。自然なその行為に嬉しくなって、その手を取ってから私も立ち上がった。繋いだ手はとても冷たい。
地面に倒したままの自転車を起こして、その籠の中に自分と、そして私の鞄を入れる。乗らないの? って聞いたら、風が寒いから乗らないと言った。
明日はグラマーの小テストがあるよ。教科書の32ページ。出席番号順に当てるから、きっとマオは当たっちゃうね。そんな話をしながら、街頭に照らされた夜道を歩く。二人だけの足音と、キィキィ鳴る自転車の音だけが、響いていた。
「サエ」
「うん?」
「――夜空は」
夜空は、同じ空が見えるっていう表現を使っても、許されると思う。ぽつりとそう言った。何故、と問うと、星は動かないからという。
「月は動くよ。でも星はそこにしかない。だってあの光は死んでいるし、自分じゃ動かない」
星も動くけど、一秒や二秒の世界じゃぁないだろう。時間をかけて動くものはどこに居ても同じように見えるものなんじゃないの。
「そうだね。でもここは田舎だから星が沢山見えて綺麗だけど、都会は眩しすぎて星なんか見えない。まっ黒け。やっぱり太陽のある時間のほうが、私はいいなぁ」
「サエとは一方通行だ。太陽の下では雲の動きがバレバレじゃないか」
折角少しだけ譲歩したのに。今日初めてマオは笑った。笑ったそばからくしゃみをした。ずっと寒空の下に居たから、風邪をひいたのかもしれない。自転車が止まる。あぁもうここは私の家だ。着いてしまった。もう少しだけ、一緒に居たかったけどなぁ。
自分の首に巻いていたマフラーを外して彼の首に巻いてあげた。今から自転車に乗って家路に着く彼の首を守るために。でもやっぱりちょっと首がスースーして寒いかも。きちんとうがいをしないと、私も風邪をひいてしまうかも。
「家まで送ってくれたお礼。ちゃんと明日返してね」
「わかった。おやすみ」
「うん、気を付けてね。あ、ね、マオ」
「ん?」
さっきみたいに指差した。月が出ていない反対側。星だけが光る空。
「寝る前に空を見てみて。ね、きっと今日だったら同じ空が見えるよ」
もう一度わかった、と言って彼は自転車に乗り、真っ暗の中に消えて行った。自転車のキィキィが聞こえなくなるまで、その真っ暗を見送った。ふっとこぼれたため息はとても白くて。あぁこんな寒い中を彼は自転車を漕いで帰るんだわと思ったら、ちょっとだけ。ちょっとだけね、ごめんねって言いたくなった。でも、マオの話を聞いてあげられるのは私だけだし、まぁいいかなって。もう一度白い息を吐いてから、暖かい家の中に入った。マフラーのなくなった首が少しだけ冷えて、寒かった。
午後11時。真っ暗になった部屋の中で蛍光ライトが点滅する。光源の携帯を開けたら、それはマオからのメールで。それを読んですぐに、カーテンと窓を開けた。のどの奥が凍るくらい寒かった。
『ベテルギウスが見えるよ』
『――プロキオンが見えるわ』
『じゃあもう一つも見えてるね』
『一等、明るい星があそこで光ってる』
ね、同じ空が見えたでしょう? また明日ね、おやすみなさい。携帯を閉じて空を見上げた。きっと今マオもこの空を見ている。こんな単純なことなのに。いつまでたってもこの答えを自分で探そうとしているマオのこと、嫌いじゃないから。
きっとさっき言ったばかりのグラマーの小テストなんて忘れてるだろうから、明日もう一度教えてあげなきゃ。そんなことを考えながら、ベッドにもぐった。(星の名前は覚えているのね、褒めてあげなくちゃ)
いつもの日常が始まって、やっぱり小テストのことを忘れていたマオの頭を小突いて笑う夢を見る。きっとこれは正夢、明日来るいつものことだ。でも、そのいつものことの中で、彼の視点が少しでも変わっていたならそれでいいや。同じ所ばかり見てても答えは見つからないし。だからおやすみ、マオ。今日はたくさん頭使ったんだからちゃんと睡眠とらなくっちゃ、ね。
また明日、同じ空が見れますように。
おそまつさまでした^p^ 読んでくださってありがとう。
ちゃんちゃん。
PR
Comment
これってあれだね。うん、優しい。
サエがいい女すぎるぜ!
色んなことがどーでもいいのに空と☆は詳しいのね。
なんてダメヲ。
でもだからよいのか。
サエの趣味わっかんねーwwww
よい話だよ。よく書いたよ。
ところで体調はどーよ。寝れたか?
いい加減寝ないと、俺みたく仕事出来なくなっちゃうぞー。
また話変わるけどR指定マダー?(つд`)
サエがいい女すぎるぜ!
色んなことがどーでもいいのに空と☆は詳しいのね。
なんてダメヲ。
でもだからよいのか。
サエの趣味わっかんねーwwww
よい話だよ。よく書いたよ。
ところで体調はどーよ。寝れたか?
いい加減寝ないと、俺みたく仕事出来なくなっちゃうぞー。
また話変わるけどR指定マダー?(つд`)
ムジカ||2010/04/17(Sat)|Edit
ムージーカー^p^
まいしてゆ!!ムジカリアルまいしてゆ!!!
毎度えっろいメールくれやがってこのこの。ヤフーのトップ見るたびにやにやするんだぞwwwww
あ、ていうか読んでくれてありがとwww
マオはダメ男だよね!わかってくれた笑
そっか、ムジカもダメ男だもんね!ごめん!
体調はねー…微妙。でもちょっと前に比べたら全然いいよ。
寝れるし^^
R指定はメールで送るって言ったろwww公開できるかばかぁ!!ww
まいしてゆ!!ムジカリアルまいしてゆ!!!
毎度えっろいメールくれやがってこのこの。ヤフーのトップ見るたびにやにやするんだぞwwwww
あ、ていうか読んでくれてありがとwww
マオはダメ男だよね!わかってくれた笑
そっか、ムジカもダメ男だもんね!ごめん!
体調はねー…微妙。でもちょっと前に比べたら全然いいよ。
寝れるし^^
R指定はメールで送るって言ったろwww公開できるかばかぁ!!ww
2010/04/20(Tue)
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女性
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